リマは近代的でありながら伝統や風習にもあふれた街です。西暦1535年にパナマからアルゼンチンに及ぶスペイン植民地の首都として創設され、「シウダ デ ロス レジェス(副王たちの都)」と呼ばれました。 太平洋に面したペルー中央に位置し、気候は温暖で湿度の高く、夏は平均気温が25℃と、その美しい海辺に訪れるには最適の季節です。 
今日では教会や王宮、広場のような植民地時代の建造物に加え、すばらしい宿泊施設や高級レストラン、豪華カジノも充実し、とても興味深い街になっています。
市中心部よりたったの16キロの位置にあるホルヘチャベス国際空港のあるリマはペルーやラテンアメリカの空の玄関口でです。ここはアメリカ合衆国と並んで重要な航空便の重要なアクセス地点であり、ペルー各地への国内線の基点となっています。またリマにはペルー最大の港、カジャオ港もあります。
リマには旅行者を魅了してやまない場所がたくさんあります。その歴史や楽しいエピソードをすこしづつ紹介していきます。今回は初めてなのでいくつか簡単に紹介しましょう。
ミラフローレス地区と恋人たちの公園(パルケ デル アモール)
ミラフローレス地区でもよく知られた場所のひとつです。ロマンチックな雰囲気いっぱいの公園で、ベンチは詩で飾られています。海に面した公園の中心にはキスをする恋人たちのオブジェがあり、その大きさには圧倒されます。迷路のような園道のあちらこちらには一年中恋人たちの姿が見られます。2月14日にはキス大会が開催され、いちばんながくキスをしたカップル(もちろん窒息しない程度に!)は賞がもらえます。  
バランコ地区と、その活気あふれる夜
ここは夜を楽しむためにつくられた地区、またアーティストの街としても知られています。街角にはギターをもったミュージーシャンたちが、訪れる人々を楽しませてくれます。アートギャラリー、演劇学校、ライブをやる小さなクラブが立ち並ぶバランコはとてもおもしろい街です。
そして、「エル プエンテ デ ロス ススピロス(溜息橋)」ぬきにバランコは語れません。 溜息橋と呼ばれるのは、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんの時代、ロマンチックな人々の人気スポットで、初めてその橋を見た人が息をしないで橋を渡ると願いが叶うといわれているからなんですよ。ほんとうかどうかはさておき、ここはバランコを代表する観光スポットで、60年代にここをイメージしてつくられた有名な歌もあります。
空から見る ラ コスタ ベルデ
リマは海のある世界でたった一つの首都です。リマの浜辺を結ぶ海岸線はコスタベルデ(緑の海岸)と呼ばれ、リマの6地区を結ぶ最短道路としてつくられました。一番高いところからはその4地区を一望できます。
この長い海岸線には数10ドルでパラグライダーで空を飛ぶ気分を味わえるところがあります。ひとりひとりにインストラクターがつき安心して飛べるので、太平洋を眼下に忘れられない気分を味わえます。ミラフローレス中心街からすぐのところにあって、日頃のストレスから開放されて軌道を外れた練習中のパラグライダーをときおりみかけることも珍しくありません。大半が珍しもの好きな外国人ですが、彼らはその料金もさながらこんな街中でパラグライダー体験ができることにおどろきます。
おしゃれな街、サンイシドロ地区
サンイシドロ地区はリマの最も高級な住宅街のひとつであり金融の街ともよばれています。重要な企業や銀行のオフィスが集まり、豪邸があり有名人が多く住んでいます。
また世界で最も有名な高級ブティックやペルーで人気の有名デザイナーのアトリエのあるところでもあります。サンイシドロはとても心地よい散策場所です。特に街の真ん中にある広大な公園「ボスケ デル オリバル」は2000年の調査によると23ヘクタールの土地に1500本もの樹木があるそうです。ここは新婦や広告の写真撮影によくつかわれます。
以上、ちょっとした紹介でしたが気に入ってくれたらうれしいです。それではまた。















 
 
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